もしもの事があったらどうしたら ・ ・ ・ !? | ||||
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A. | 菩提寺の住職と相談をしましょう。 | |||
以前であれば近くの親戚や近隣の方に気軽に相談できましたが、そうしたつながりも時代と共に変わりつつあります。 故郷から離れてしまうと、お墓参りや年忌供養、法要などに行きたいと考えても、なかなか思うようにならないものです。 まずは、菩提寺の住職とご相談されることをお勧め致します。そして、家族の中で話し合いをして慌てない心の準備ができると思います。 |
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A. | 菩提寺の住職に相談を・・・ 。 | |||
今まで仏教には特に関心もなく、仏事や菩提寺との付き合いも両親に任せてきました。ふだんの交流が薄くなっていても遠慮なく、率直に現在の心配事を相談してみて下さい。それが貴家のご先祖さまと菩提寺の関係です。住職はいつでも相談を受けてくださいます。 | ||||
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A. | 葬儀はお釈迦さまの弟子となって、あの世へ旅立つための大事な儀式です。 | |||
生前にお釈迦さまの弟子になることが本来の姿ですが、日本では古くから、亡くなったときに葬儀を通してお釈迦さまの弟子にしてきました。故人にとってはあの世へ旅立つための儀式であり、また見送る家族や知人にとっては、故人と最後のお別れをする大切な時間でもあります。 | ||||
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A. | 事前に相談することにより、「良心的な業者」かどうか、見えてくるでしょう。今のうちに調べておくことをお勧めします。 | |||
○葬儀社の言うことを鵜呑みにしない。 ○亡くなった方の葬儀を営むのはあくまで喪主です。それを実務的補助するのが葬儀社と肝に銘じましょう。 ○まず、菩提寺があることを伝えましょう。 ○自分たちの都合をおしつけてくる業者には要注意! ○費用がかかると言ってお勧めプランばかり話してくる業者には要注意! ○複数の葬儀社や知人などの経験談なども参考にしましょう。 |
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A. | 「葬儀」は、お釈迦さまの弟子になる儀式を中心とし、故人とのお別れ、お見送りをする儀式です。お通夜で故人と最後の夜を過ごし、納棺(故人の身体を浄め、遺品と共にお棺にお納めする) ・葬儀(仏さまの弟子になる儀式) ・火葬(故人を荼毘に付す)を通して、故人とお別れをします。 お釈迦さまの弟子になるためには、菩提寺の住職による「お血脈授与」の儀式が必要です。このときにお釈迦さまの弟子となった証である《お戒名》を授かります。 |
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「家族葬」は、家族近親者のみで行う小規模な葬儀ですが、せめて生前にご縁のあった方々とともにお別れし、お見送りすることが望まれます。 | ||||
「直葬」は、儀式を何も行わず病院から火葬場へ直行する方法で、葬儀ではありません。 | ||||
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A. | 菩提寺住職による葬儀をすませ、お戒名を授かっていれば問題はありません。なぜなら、菩提寺住職が故人をお釈迦さまの弟子として引導を授け、お墓に眠るご先祖さまの仲間として迎え入れたからです。 尚、墓地が共同墓地や霊園などであれば所定の手続きで納骨はできます。その後の供養も考えて菩提寺住職に相談することが望ましいです。 |
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A. | 墓地の多くは永代にわたり使用権を認められたものですが、土地は個人の所有地ではありません。菩提寺の墓地や霊園、行政自治体が管理運営する霊園は、管理者の定める利用規則があります。 規則の基本は、@連絡先を明確にすること A管理費等を納めること Bお寺が所有し管理する墓地ならば、お寺の檀家であること、などです。 ※それぞれの利用規則を確認しておきましょう。 |
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〜よくあるQ&A〜 | ||||
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父母が亡くなり、葬儀社から紹介されたお坊さんから戒名を付けてもらいました。菩提寺の墓地へ納骨しようと連絡をしたら・・・ | ||||
A. | 葬儀は菩提寺住職が行い、その中で『お血脈』『お戒名』を授かることがお釈迦さまの弟子として認められる証です。また、先祖代々のご供養や墓地の管理も菩提寺が行っております。 場合によっては再度「葬儀」を行い、『お血脈』『お戒名』を授けてもらう必要があります。 |
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A. | 『お戒名』はお釈迦さまの弟子となったときに、その《証》として住職から授けられるお名前です。自分で好きな名を付けることはできません。しかし、菩提寺住職と相談して『生前戒名』を授けることができます。 | |||
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A. | 墓地や霊園は、おおむね4種類に分けられます。 @地区や住まいの近くにある古くからの墓地 A寺院の境内にある墓地・霊園 B地方自治体の管理運営する霊園 C宗教法人名義を使用し、業者が管理運営する霊園 |
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@の場合は、ご自身所有の墓地ということになり、管理もご自身で行います。 A〜Cの場合は、使用者が管理者から墓地の使用権を認められた墓地になります。利用法については、それぞれの墓地・霊園の規則に従うことになります。 | ||||
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A. | 一般的には、 @○○家先祖代々之墓 A個人墓や夫婦墓(一人や夫婦のみで入るお墓) B永代供養墓(さまざまな人と共に入るお墓) などです。 |
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A. | 墓地の使用にあたっては、管理者の定めた利用規則を守る必要があります。長い間お参りされた様子がなく、また使用者が音信不通の場合、一定期間の公示期間を過ぎても連絡がないときには、墓石の撤去と遺骨の合祀(無縁墓)がされます。 | |||
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A. | 直葬は葬儀ではありません。 | |||
これまで述べてきましたが葬儀は、故人があの世へ旅立つための大事な儀式です。費用も時間もかかりますが、改めて親族とともに行っていただくことをおすすめ致します。経済的負担が軽くなるように菩提寺や葬儀社とよく相談をされ、故人とのお別れの方法についてよく検討されることをお勧め致します。 | ||||
最後に・・・・・・ | ||||
★葬儀は単なる儀礼ではなく、故人さまがお釈迦さまの弟子となり、成仏への道を進むための仏教入門の儀式です。 | ||||
★葬儀は家族・親戚・友人・ご縁があった人すべてが、故人さまと最後のお別れをする大切な場所であり、時間であります。 | ||||
合掌!! | ||||
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昔、私たちは借金してでも親の葬儀は立派に出しました。ところが、いつのころか病院から火葬場へ直行してお骨のみを受け取る。中には、お骨は不要だから“適当に処分”して欲しいと申し出る人もいるそうです。お葬儀というものの重大な意義を、深く受けとめることができなくなっている。 | ||||
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そもそも、私たちの一生には節目となる幾つかの儀式があります。入学式や卒業式、成人式、そして人生の大きな転機となる結婚式‥‥等々。その中で最も重要とも云える最後の“晴れの儀式”であるお葬式を、どうして欠かすことができるでしょうか。 | ||||
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親族や友人からの挨拶もなく、ただ荼毘に付される儀式とも云えないような“お別れ”が、故人にとってどれほど寂しいものか。それを想像する能力さえ、いまの私たちは失ってしまったのでしょうか。 | ||||
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あの世に旅立つ人が思いを遺すことのないよう、お葬式ばかりはしっかりと立派になさってください。 | ||||