平成28年1月1日(木)

発行者:藤田浩雄

第 201 号

 
丙申(檀信徒 齋藤節子さまの作品)

 
新春の御祝詞を申し上げます。
 
曹洞宗(禅宗)では元旦から三が日にかけて檀信徒の方々のご多幸とご健康を祈り、「転読大般若」というご祈祷を修行します。一般的には『加持祈祷』といい、神仏の法力によって病気などの災難を除く呪法をさします。
「加」は仏の光明が衆生の心に照らされること、「持」は衆生の心が仏の光明をいただくことです。いわば、仏さまと衆生がともに交わり、はかりしれない霊験あらたかな法力を発することなのです。
「祈祷」とは心願を込めて神仏に幸福を祈り求めることです。現世の平穏無事を祈願し、身体堅固、無病息災、商売繁盛、諸縁吉祥であることをお祈り致します。
新しい年を迎えて、林昌寺ご本尊さま(聖観世音菩薩)に手を合わせ、今を感謝し、檀家皆さまが家庭円満であること、ご家族が健康であること、また日本各地に自然災害があった、多くの被災された方々の早い復旧・復興と安らかな幸せをご祈念致します。

檀家皆さまには、新年未明に三が日ご祈祷した「三朝大般若祈祷御札」「平成28年曹洞宗宝暦」をお届けします。

合掌!!
平成二十八年 元旦
 
(後日更新)今月14日安田八幡さま裸まつり!!
7時前、今季一番の寒さか夜空に珍しく三日月、星も出ていた。すでに多くの老若男女が参集していた。
ようやく7時20分、八幡さまの上に花火5発がとどろき、八幡宮裸参りです。しばらくすると、たくさんの松明をかざしながら声高らかに裸参りの集団がやって来ました。冷水のシャワ−の中を通り抜け、観客の人たちからもバケツの冷水の歓迎、立ちのぼる湯気と共に鳥居の前に到着。今年は7.80人か子供たちも30人以上と例年になく多い。
みんな声高らかに気合いを入れ冷水プールに次々とダイビングし本殿へ向かう。裸々からはもうもうと湯気を上げて「八幡宮さま」に今年の家内安全、無病息災のお参りをすます。
「八幡宮さま」への祈願も終わり、最後のクライマックスは舞台からの山のような団子まき、今年は舞台と本殿前の二ヶ所からの団子まき。私はカメラをカバンの中に入れて拾うことに参加。しかし、私は袋がなく両手で終わり、周りの激しさ性根たくましさに圧倒。今年も少ししか拾えなかった。やはり、女性の方々はすごい。袋の中はいっぱい二袋三袋も・・・、来年は袋を忘れずに頑張ります!!
裸参りの人達は、来た道を「住吉さま」まで一段と更に元気に冷水を浴びて帰って行きました。終了は8時。今年も多くの人から声掛けられた、黒ジャンバー、帽子姿で夜なのに不思議?
★昨年は御札、古い御守り、ロウソク、線香等をたくさんお預かりし、供養してお炊き上げを致しました。御札、お守り等の賞味期限は一年間であります。
[発行予定]既発行一覧
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月