平成２９年１月１１日(水) 発行者：藤田浩雄 第　２１３　号

丁酉（檀信徒　齋藤節子さまの作品）

「酉」という字は「とりこむ」と言われ、商売など縁起の良い干支です。特徴としては、“親切で世話好き”とあります。檀信徒皆様にとっても、「良い年」でありますようお祈り致します。

近年は、スマートフォンやインタ−ネットなどの技術がめまぐるしく発達し、私たちの生活が豊かで便利になっていく反面、かえって時間や約束事に追われ、慌ただしい日々を過ごしておられる方も多いのではないでしょうか。

曹洞宗には「禅戒一如」（ぜんかいいちにょ）という言葉があります。皆様は「禅」といえば、すぐに坐禅の姿を想像されますが、それだけではなく、行住坐臥一挙手一投足のすべてが「禅」であると言われ、つまり、何気ない日常の行動を一心に行うことが「禅」であり、仏様の教えであると言われます。

私たちは日常の生活の忙しさに追われ、日頃の些細なことをおろそかにしてしまいがちです。新年にあたり、気持ちを新たに、日常の生活の一つ一つを大事に過ごし良い年にしていきたいと思います。

昨年は繰り返しの台風襲来や熊本大地震、天候不順などの異常な気候、政治も経済も大変な年でありましたが、新しい年を迎え、檀家皆さまご家族が「健康」であること、そして「家庭円満」であることを念じ、正月三ヶ日ご祈祷した「三朝大般若祈祷御札」「平成２９年曹洞宗宝暦」をお届けします。

時節柄寒さ厳しき折、お風邪など召しませぬようご自愛の程をお願い致します。合掌！！

安田裸参り14日（土）午後7時〜　住吉神社から安田八幡宮までたいまつを持って疾走します。

★昨年はお札、古い御守り、ロウソク、線香等をたくさんお預かりし、供養してお炊き上げを致しました。お札、お守り等の賞味期限は一年間であります。

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