DO BOOK 4月号 特集 ブックガイド 子どもたちの”いま”を読むより


月刊新しい本の情報誌 DO BOOK 発行 日本出版販売株式会社より引用

いじめと「学校」

書 名 編 著 者 出版社 コ メ ン ト
学校で起こっていること 「進研ゼミ」中学講座編 ベネッセコーポレーション いじめをめぐって、「進研ゼミ」中学講座に寄せられた九十万人の中学生のホントの姿と声。新聞やテレビの報道には現れない真実が語られる。
いじめを考える 岩波ジュニア新書 なだいなだ 岩波書店 昔からさまざまな形でいじめはあった−精神科医の立場からこう考える著者が、ある高校生との対話を通していじめ問題の深層をみつめ、解決への糸口を探る。
いじめないいじめられないいじめさせない アグネス・チャン 労働旬報社 いじめは決して子どもだけの問題ではない。子を持つ親、すべての大人たちが直面する問題でもある。タレントで母親である著者による、新しい視点にたったいじめ対策。
いじめと中学生 斎藤次郎 明石書店 いじめを乗り越える道を子どもたちと一緒に模索する著者が、名古屋のある中学校で生徒たちといじめ問題を話し合った。アンケートに答えた生徒たちの声も伝える。
せめてあのとき一言でも 鎌田慧 草思社 いじめ自殺した十二人の子どもの親たちへのインタビュー集。その時、学校、教師、教育委員会、PTA、いじめた子の親は何をしたか・・・・・・。親たちの悲痛な訴え
いじめ 菅野純 丸善 親として、教師として、ひとりの大人として、子どものいじめをどう理解し、どのようにかかわることができるか。子どもたちの<心の声>に耳を傾けることの大切さを説く。
いじめっ子 尾木直樹 学陽書房 いじめっ子に甘い風潮を批判し、「いじめっ子にいじめをやめさせる」ことがいじめの問題解決の決め手であると説く。いじめっ子の心理を分析し、その克服法を提示する。
不登校児からの手紙(2) 立川孝 日本評論社 著者自身の不登校児たちとの付き合い、彼らの経過、そして不登校児とその家族からの手紙をもとに、彼らの新しい出発点を示す。今の子ども、若者たちの新しい生き方を考える。
家裁調査官から見た「いじめ」問題 尾久孝夫 黎明書房 三十数年間の家裁調査官としての豊富な経験をいかし、「いじめ」問題の本質に迫り、対策をまとめた。自身の息子のいじめ体験を語り、いじめに負けない育て方などを詳述。
<平等主義>が学校を殺した 諏訪哲二 洋泉社 「プロ教師の会」のリーダーとして活躍する現役教師が、いじめ、体罰、不登校、偏差値主義など、学校が抱えるさまざまな問題や教育改革のゆくえを論じる。

傷ついた子どもたち

書 名 編 著 者 出版社 コ メ ン ト
居場所のない子どもたち 鳥山敏子 岩波書店 「賢治の学校」などでアダルト・チルドレンの心と体の癒しに取り組む著者が、居場所を失ってさまざまに苦しむ子どもたちの姿を描き、家庭と学校の変革を強く訴える。
タイガーと呼ばれた子 トリイ・ヘイデン 早川書房 六歳の無言症の少女が情緒障害児教室で癒される姿を描いた、「シーラという子」の続編。七年後、セラピストとなった著者とシーラが真の癒しを見いだすまでの葛藤を描く。
オフェリアの生還 メアリ・パイファー 学習研究社 いじめ、親子関係、登校拒否、拒食症、アルコールと薬物、セックス、自殺・・・・・・アメリカのセラピストが実例をもとに揺れ動く女子中高生の心を訴える。
物語を生きる子どもたち 山上雅子 創元社 言葉をもたなかった秀和、コミュニケーションに問題を抱えた伸哉、自傷行為を繰り返すマサオ。三人の自閉症児が困難を抱えながらも”私の物語”を生きる自己実現の物語

いまどきの子どもたちの世界

書 名 編 著 者 出版社 コ メ ン ト
テレビゲームと癒し 香山リカ 岩波書店 テレビゲームは子どもの心にどんな影響を与えるのか?ゲーム批判の系譜をたどり、カウンセリングの場での体験を紹介し、ゲームが子どもたちの心を癒す可能性を語る。
壊れかけの子供たち 篠田知璋 東洋出版 不登校、いじめ、拒食症・・・・・・壊れかけの子どもたちを救うため、親や教師はどうしたらいいのか。乳幼児期から大人になるまでのいろんなケースを紹介し、育て方を提案する。
子どもの笑いは変わったのか 村瀬学 岩波書店 六十年代以降のテレビ番組とタレント、アニメの笑いの変遷を追い、今の子どもたちの笑いを考える。ダウンタウンなどの新しい笑いで子どもたちの意識は変わったのだろうか。
心が痛い子どもたち 松岡素子 松岡洋一 日本評論社 子どもたちもストレス社会の中で生きていかなければならない今、ストレスへの対処の仕方を身につけ、「心の体力」をつけさせるための子育てのヒント集。
子どもを蝕む家族病 吉永みち子 小学館 増え続けるアレルギー性疾患、成人病、摂食障害、自律神経失調症は、子どもたちからのSOSではないか?教育、医療、家族のあり方を問うドキュメント・ノベル。
失速するよい子たち 三好邦雄 主婦の友社 まじめで素直で成績もいい「よい子」たちの不登校、無気力、体の不調などが急増している。不意にエネルギーが枯れてしまう「よい子」たちの実態を小児科医がレポートする。
子ども問題 芹沢俊介 春秋社 子どもの暴力についての話題作「現代<子ども>暴力論」から、さらに深め、拡張した子ども論の最新版。切実な<子ども問題>に新しい視座を提示する。
思春期のこころ 清水將之 NHK出版 思春期という子どもから大人に向かう不安定な年頃に生じやすい問題行動や、見逃しやすいこころの病について、どう対処したらよいか、どこに注目すべきかを説く。
子ども世相史 毎日新聞社学生新聞本部 NTTメディアスコープ 毎日小学生新聞の六十年の歩みから、時代時代の記事でたどる子どもたちの姿、生活、子どもたちを取り巻く環境の推移。目まぐるしく変化している子どもの世界の世相史。
ドリアン助川のもう君はひとりじゃない ドリアン助川の正義のラジオ!ジャンベルジャン 扶桑社 ロックバンド、「叫ぶ詩人の会」のドリアン助川が現代中高生の悩みに応える人気深夜ラジオ番組が本に。いじめ、恋愛、SEX、援助交際、親のこと・・・・・・中高生の生の声を収録。
・日本出版販売株式会社のご好意により掲載することができました。ありがとうございました。
なお、上記のように子どもたちを理解するために参考になる本の書評がありましたら、随時掲載していく予定です。


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