平成27年2月1日(日)

発行者:藤田浩雄

第 190 号

林昌寺庫裏二階から

 
お釈迦さま
今から2500年程前、2月15日、お釈迦さまはインドのクシナガラという小さな村の沙羅双樹の下で頭を北に(北枕)、お顔は西に(西国浄土、極楽浄土)、右脇を下に80歳でお亡くなりになりました。
古来、日本各地では「お釈迦さま団子」「涅槃団子」「花草だんご」などと呼ばれて団子を作る習わしがあります。多くの地域では食紅を使って米の粉を青・黄・赤・白・紫の五色にして団子にします。そして、これを丸めたり、棒状に伸ばして細かく切ったりして蒸してつくります。
日本全国のお寺ではお釈迦さまをしのぶ法要「涅槃会」が営まれ、「お釈迦さま団子」を「涅槃図」の前にお供えし、お釈迦さまの功徳を「お釈迦さま団子」に分けてもらいます。これを食べると無病息災のご利益があり、身につけると厄除けになると云われ、全国各地にいろいろな形で行事が残っています。
お釈迦さまの徳が宿った「お釈迦さま団子」「涅槃団子」を菩提寺さまから分けていただき、みなさんも一度食べてみませんか。     合掌。
 
「立春大吉」
2月4日「立春」を一年の初めとして「暦」が作られてありました。立春早朝、禅宗のお寺では厄除けのために『立春大吉』と書いた紙を門に貼る習慣があります。
この文字は、縦書きすると左右対称になり、一年間災難にあわない。そして、立春以降に初めて吹く南からの強風を《春一番》と呼びます。
《逸話》昔、「立春大吉」と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。
ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた「立春大吉」の文字が(鬼が裏側から見ると)「まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行ってしまったと云う。
これにより、「立春大吉」のお札を貼っていると『厄除け』になると言われています。
 
今年は「おおよそ西南西」に…‥
2月3日は「節分」です。私たちは「鬼は外!福は内!」と言いながらの豆まきを思い出します。しかし、ウィンディやお店のチラシ、テレビCMに「……」無言で食べる恵方巻きの宣伝を多く見かけます。(大阪を中心とした風習だとか・・・?)
 

別所虚空蔵尊例祭
2月12(木)正午より、13日(金)正午まで
〜集落にひっそりとたたずむ虚空蔵さま(旧村松町別所)〜
昔から商売の仏様として商人達から多くの信仰を集めて、厳寒な冬の厳しさに古くからの歴史を垣間見ることができる例祭です。地元の人から「虚空蔵さま!!」と呼ばれ大切に信仰されております。毎年、子供達が作った灯篭の幻想的な灯りが村松駅から雪の中を別所虚空蔵さままで誘ないますが、今年は雪不足です。
各種ご祈祷(福寿無量、家内安全、無病息災、合格祈願、その他)
※当日、私と息子もお手伝いをしております。 合掌!!
 

【広告欄】
コマンセーラ !!
◇場   所    阿賀野市保田2418 ウィンディ前近く(地図
◇連 絡 先     TEL/FAX 0250-68-4857  090-3473-6431(直通)
◇仕 事 人     大嶋一夫(一級造園技能士)
◇仕事内容 ◎お庭の植木、造園(設計・施工)を承ります。
◎春先の樹木の手入れ、消毒等を承ります。
 エリア : 阿賀野市、五泉市、阿賀町、新潟市、新発田市、その他地域
 

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