平成２８年６月９日(木) 発行者：藤田浩雄 第　２０６　号

林昌寺屋根から５／２８

衣替え

私たちお坊さんも、この時期に衣替えをします。でも、衣（ころも）が半袖になったり、半ズボンになったりするわけではありません。下着の上に襦袢、着物、衣、お袈裟・・・　と五枚重ねて着ている、それぞれの生地が夏用の薄いものになります。

五枚！　夏場にこの重ね着はかなりの修行になります。やはり薄着でも、五枚重ねると毎度汗だくになってしまいます。

しかし、夏を過ごすにはこのスタイルがちょうど良い。肌を露出しないことで、直射日光から受けるダメージを防ぐことができます。また、暑い時には汗を流したほうが体温が程よく保たれます。水分は、お参りに行った先で出してくださるお茶で十分に補給できます。

これから洗濯が大変な季節になります。「また夏が来るな！」と何だか・・・・

★聖不動尊祭礼★

□期　日　　７月１日（金） 　□会　場　　滝谷　慈光寺（五泉市村松）詳しくは（0250-58-4000） 　□ご祈祷　　不動尊法要（午前10時より） 　□法　話　　酒井　大岳老師（群馬県　長徳寺住職）（午前１１時より） 　□お　斎 　□ご祈祷　　施食鬼法要（午後１時より一人ひとり施食供養） 　☆祈祷申込　　身体健勝、無病息災、諸願成就など

本堂 平成大改修

林昌寺本堂は、この地に移築して２８０年余り一度も火災に遭わずに現在に至ります。安田地区寺院では最も古い建物となり、戦後、瓦屋根にふき替えて近年雨漏りなどで伽藍の損傷が激しく、耐震工事と併せて全檀家のご協力をいただき大改修をさせていただいております。

5月GW連休中も仕事を休まずに、5月中半新しい瓦屋根のふき替え終了。そして、本堂耐震工事は天上、床下の大工事中です。天上から古銭がたくさん出てきてビックリ！！

本堂屋根 本堂床下

バカは死んでも

みなさん！！　知っていて犯す過ちと、知らないで犯す過ちと、どちらの方が重いと思いますか。

普通は知らないでやってしまったのだから、仕方がない。だから、知らないで犯す過ちより、知っていて犯す過ちの方が重いと、そう思うでしょう。ところが、そうではない。実は、知らないで犯した過ちの方が重いのです。

なぜかというと、これが悪いことだと知っていればブレーキがかかる。悪いという自覚があれば、この辺で止めておこうと思う。ところば、これが悪いことと知らなければ、ブレーキがかからない。どんどん深入りしてしまう。気づいた時には、もうどうにもならない。

仏教は人生における苦しみの原因は〈無明〉であると教えています。無明とは〈明が無い〉と書きます。〈明〉とは智慧のことですから、つまり智慧がないこと、愚かであること、要するにバカだということになります。

「バカは死ななきゃ治らない」と言いますが、失礼ながらこの世でバカなら、あの世へ行ってもバカですよ、きっと。だから、バカは死んでも治らないかも知れない。つまり「バカは死んでも救われない」と、これがお釈迦さまの教えである、といったら叱られるでしょう。

みなさん、これまでに経験した過ちの原因を考えてみて下さい。いろいろな原因があったはずです。あんな人に出会ったから、あんな決断をしたから・・・　　でも、その根本原因は愚かさであったはずです。もう少し思慮があったら、もう少し分別があったらと思いませんか。だから、結局は愚かさが問題なのです。

屋久島へ

久しぶりに長旅を家内としました。 新潟、伊丹、鹿児島と乗り継ぎ、やっと屋久島へ、レンタカーを借りて夕方ホテルに無事に到着。 夜、海を見ながら夕食を楽しむが、急に腰痛に苦しむ。翌朝、ホテル近くの診療所に行き全快。（保険証、お薬手帳は必需品です） 雨の多い屋久島には天気に恵まれいろいろな施設や島一周など見る物、聞く物すべてが驚きと感動でした。「世界自然遺産」に登録された自然豊かな屋久島に改めて思い知りました。 JRホテル屋久島 太平洋？日本海？ 屋久杉ランド入口 Yさん(許可） 橋 倒木苔 神木 島津藩に献上 千尋の滝 樹木 シダ？ シダ ガジュマル 帰路へ

【広告欄】

★★★ソフトクリーム＆ジェラートショップ（ＨＰ）★★★ 　☆場　　　所 阿賀野市六野瀬３３１　（株式会社　神田酪農） 　☆開店時間 午前１１時から午後５時まで 　☆定 休 日 木曜日 　☆駐 車 場 有り

★昨年のお札、古いお守りや、お仏壇をお掃除されてロウソク、線香やまた処分に困るような物等がありましたらお持ち下さい。後日ご供養しお炊き上げ致します。

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