平成２９年３月１０日(金) 発行者：藤田浩雄 第　２１５　号

小浮地区より宝珠山を望む２／２８

（続）涅 槃 団 子

二月十五日はお釈迦さまがお亡くなりになった日です。これにちなみ、全国のお寺ではお釈迦さまの徳をしのぶ法要「涅槃会」が催されます。涅槃とは、本来は煩悩の無くなったさとりの境地をさしますが、一般にはお釈迦さまの亡くなられたことを意味します。

涅槃図 涅槃団子

今から２５００年程の昔、２月１５日、お釈迦さまはインドのクシナガラという地で大勢の弟子たちに最後の説法をされ、沙羅双樹の下で頭を北に、お顔は西に、右脇を下に８０歳でお亡くなりになりました。「涅槃図」にはお釈迦さまの周りにはたくさんの弟子、信者やあらゆる動物がいてお釈迦さまの死を嘆き悲しんだと云う。 安田（下越地区）では３月１５日、本堂に「涅槃図」を飾りお釈迦さまの徳をしのぶ法要が催されます。お釈迦さまの功徳を「お釈迦さま団子」に分けてもらい、これを食べると無病息災、身につけると厄除けになると云われ、地方にいろいろな形で行事が残っています。

“春　彼　岸”

３月１７日（金）〜２３日（木） ３月５日は啓蟄。春らしく温かくなってきました。三寒四温で再び冬将軍の到来です。境内には少し雪があります。これから境内を掃除してお彼岸をお迎えする準備をします。 私たちのご先祖さまが安心し、喜んでいただけるよう、全国のお寺では春彼岸法要が営まれます。ご家庭では「だんご」や「おはぎ」「ぼたもち」などをお仏壇にお供えしご先祖さまに手を合わせお参りし感謝をいたしましょう。 ご先祖さまからはあの世から温かく見守っていただくことをお願いし、私たちは「徳」や「生きる力」を分けていただき家族みんな元気に頑張っていくことをご報告しましょう。

大般若祈祷会 ３月２６日（日） 檀信徒各家の五穀豊穣・家門繁栄・無病息災・福寿増長・交通安全・諸願成就等のご祈祷を安田地区ご寺院方のご随喜により厳修いたします。 檀信徒の方々にはご参詣下さいますよう御案内申し上げます。ご祈祷後、１２時よりお斉のご接待を準備してあります。　 合掌！！

丸山節子先生の絵手紙教室

〜今年も引き続いて、丸山先生を招いて絵手紙教室を開催します。雪国新潟の待ち遠しい春を想いながら、絵手紙に挑戦してみませんか。初心者大歓迎！！〜 □期　日 ４月１４日（金）１３：００〜１６：００（閉会） □場　所 林昌寺本堂 □講　師 丸山節子先生〈日本絵手紙教室協会公認講師　長岡市在住〉 □お問い合わせ 絵手紙教室in林昌寺開催事務局（関東朝日広告社内） TEL：０２５−２２２−５２１０〈担当　鷲沢　裕美子〉

“慰められた絵手紙” 息子の急逝からもう２年となる。深い深い痛手を負った。しかし、どんなに悲しんでも、もう息子は戻ってこない。いつまでもくよくよしてはいられない。何かに没頭しなければと・・・と思って選んだのが絵手紙である。 ずっとつらかったときに姉から送られた絵手紙にどんなに慰められたことか。その度ほっと気持ちが安らぎ、姉の優しさに救われた。私も絵手紙を始めよう、そう思って絵手紙教室に通いだしてもう半年がたつ。わずか半年だがなぜかもうずっと長いこと続けているような錯覚を起こしている。 知ったふうに言うのもおかしいが、絵手紙は奥深い。鉛筆やサインペン、割り箸、筆と進んできた。中にはクズの太い茎で筆を作っている人もいる。落款も全員自分で作った。消しゴムを使ってのハンコ作りは思ったより簡単だった。スケッチして、構図を考えて、添える言葉を考えるのも楽しい。 「下手でいい、下手でいい」をいいことに各種展覧会にも臆せず出品予定である。持参の画材の花をやりとりしたり、お礼の気持ちを込めて絵手紙に描いて贈ったりしている。知らぬ間に時間が過ぎ元気になっている。ありがたいことである。　（柏崎市在住　某女性）

【広告欄】

〜「酉」の年にちなみの直売所〜 ☆☆☆☆☆クリーンエッグ生産農場！！☆☆☆☆☆ （社）新潟県畜産協会認定　��001　 　☆場　　　所 五泉市論瀬６３６３　（地図） 　☆開店時間 午前８時から午後６時まで 　☆ＴＥＬ/ＦＡＸ ０２５０−４３−４０３６（夜間０２５０−４３−４３０２） 　☆駐 車 場 有り 　☆鶏の種類 ジュリア、ボリスブラウン、アロウカナ、ソニア、新潟地鶏、名古屋コーチン、ウコッケイ 　★毎月２８日はニワトリの日につき大サービス！！　お楽しみですよ・・・　！？

★お家のお仏壇に昨年のお札、お守り、ロウソク、線香、また処分に困るような物等がありませんか。 あったらお持ち下さい。後日ご供養しお炊き上げ致します。

[発行予定] １月 ２月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 １１月 １２月