霊樹山 耕雲寺
 
応永元年(約600年前)福井 龍沢寺より梅山聞本禅師を請じて開祖とし傑堂能勝禅師が創立する。傑堂能勝禅師の元に多くの名僧を輩出し、顕窓慶字は慈光寺雲洞庵を、南英謙宗は種月寺を開山し「越後四ヵ道場」と称され門風は大いに栄えた。
中世より幕末にかけ関東、東北、北信越にまで直末80ヵ寺、孫末367ヵ寺を数え、威風を振るう。往時、七堂伽藍が建ち並び、100名余の雲水が修行していたが、明治19年12月衆寮より出火し、現在は鐘楼(山門)のみを残し烏有(うゆう)に帰してしまった。
平成12年 6月
門前へ 参道
   
鐘楼(山門) 仏殿
   
開山堂 庫裡


耕雲寺 慈光寺 種月寺 雲洞庵