インド仏跡巡拝

平成22年2月4〜13日撮影
[7日目]
昨日夕方6時、カピラバストのホテル・マハラジャに宿泊。ここはマンゴー農園があり、それで財を成したという豪邸をホテルに改装した建物。夕食はマンゴーを食べたが、あまり食欲がでるものが無かった。部屋に入って風呂の湯はぬるく、真夜中には停電有り、寒く満足のいくホテルではなかった。翌朝、みなさんも同様な感想だった。
7時出発。昨日一日雨降りで今朝はきれいに晴れ上がり、樹々の葉やすべてがキレイな緑色になって気持ちが良い。田畑の菜の花も、雑草の緑色もきれいになった。
すぐにカピラ城に着く。お釈迦さまの出家前に住んでいたカピラ城は周りはきれいで、他の観光地とはちがってゴミは殆ど落ちていない。また観光客は遠いためにあまり訪れないらしい。
周りを見回して、お釈迦さまは出家などしないで、ここで楽しく静かに過ごせば良かったのにと思いました。
@〜Dホテル・マハラジャ  E〜Pカピラ城  23〜28トイレ休憩中  
午後2時半、舎衛城(マヘト)に到着。途中、昨日の雨で橋が通れないので農道を走り2時間遅れる。舎衛城は強国コーサラ国の首都にあり、カピラ城釈迦族を滅亡させる。ここも遺跡はあるが、周りはほとんど発掘をされていない状態である。
近くに仏跡最後の遺跡、祇園精舎(マヘト)がある。ここも観光客が少なく、遺跡公園になって中はきれい。中程にアーナンダ菩提樹がひときわ大きい。お釈迦さまが説法の時に座したと云われる台座で最後の読経。いつの間に近くにいた犬も、ヒンズー教徒の方も一緒にお参りをする。ナムステ!挨拶をして失礼する。これで仏跡巡拝を無事終了。
祇園精舎はお釈迦さまも好きだったのか、「雨安居」になるとここに20数回訪れていると云う。
30〜34舎衛城(マヘト)  35〜以降祇園精舎(サヘト)  37.38.39アーナンダ菩提樹  42〜45お釈迦さまの説法台座
 
3時過ぎ、ラクノー(宿泊地)へ出発。途中、ヒンズー教徒の大きな水酌み祭りにぶっつかり「通行禁止」と云う。ガイドのカンさんが交渉してくれ、農道の真っ暗な凸凹道をひた走り、やっと夜9時過ぎ、ホテルに着く。
インドは予定通りにはいかない。必ず何かがあると云う。さすがに疲れた。
 
*スナップ写真です。悠久のインドの雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

 
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[1日目]新潟発(新幹線)→成田空港→ニューデリー(夜8時着、デリー泊)
[2日目]ナーランダ大学址(ラジギール泊)
[3日目]霊鷲山、ビンビサーラ王幽閉の跡、竹林精舎、尼蓮禅河、大塔(ブッダガヤ泊)
[4日目]初転法輪の地(サルナート)、ダメークの塔(ベナレス泊)
[5日目]ガンジス河(沐浴見学)、涅槃の地、涅槃堂、ラマバル塚(クシナガラ泊)
[6日目]降誕の地、ネパール、ルンビニー、マヤ堂(カピラバスト泊)
[7日目]カピラ城、祇園精舎(サヘト)、舎衛城(マヘト)(ラクノー泊)
[8日目]空路、バスで移動(アグラ泊)
[9日目]タジマハール、アグラ城、ニューデリー(帰路機中泊)
[10日目]成田空港到着(朝8時)解散→新潟へ
 
仏跡巡拝(アショウカ)ツアー