インド仏跡巡拝

平成22年2月4〜13日撮影
[9日目]
8時出発。アグラ城を見学する。16世紀から300年余りに渡って繁栄を誇ったイスラムの城で、周囲2.5qに及ぶ広大な赤砂岩の城壁で囲まれて城内は白大理石に、宝石を散りばめ、皇帝の絶大な権力を示し、同時に悲劇的な末路をたどる。
「赤い城」と呼ばれ、赤色は帝国の力強さの象徴で、対照的に城内にある建物は純白である。皇帝シャー・ジャハーンは自分の好みに合わせて、白大理石を使った華麗な宮殿に仕上げた。しかし、晩年皇帝の座を狙った三男の息子によって城内に8年間幽閉され息を引き取ったと云う。
屋上から河をはさんで「タジマハール」を眺め見ることが出来る。「タジマハール」は皇帝シャー・ジャハーンが愛妃の死を悼んで建設した霊廟である。晩年幽閉された皇帝は、毎日眺めては涙を流して過ごしたと云う。
今日は閉館で入ることが出来ないので、残念ながら私たちも遠くから眺めて、昨日来た道を帰り再びデリー空港へ向かう。
デリーの近くになったら車が混んで洪水そのもの。スズキ、トヨタ、ホンダの日本車が多い。空港でお世話になったガイドのカンさんと別れ、夜9時半、予定通り帰国の途に。(帰りは8時間、来る時は10時間のフライト)
 
@〜Bホテル・ジャイピー  C以降アグラ城  24.25タジマハールは霧の中  27〜32屋上の噴水とぶどう畑(当時)  33.34.35迎賓館前  37.38幽閉場所  48〜50対岸よりタジマハール  53〜60レストランで昼食
 
*スナップ写真です。悠久のインドの雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。

 
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[1日目]新潟発(新幹線)→成田空港→ニューデリー(夜8時着、デリー泊)
[2日目]ナーランダ大学址(ラジギール泊)
[3日目]霊鷲山、ビンビサーラ王幽閉の跡、竹林精舎、尼蓮禅河、大塔(ブッダガヤ泊)
[4日目]初転法輪の地(サルナート)、ダメークの塔(ベナレス泊)
[5日目]ガンジス河(沐浴見学)、涅槃の地、涅槃堂、ラマバル塚(クシナガラ泊)
[6日目]降誕の地、ネパール、ルンビニー、マヤ堂(カピラバスト泊)
[7日目]カピラ城、祇園精舎(サヘト)、舎衛城(マヘト)(ラクノー泊)
[8日目]空路、バスで移動(アグラ泊)
[9日目]タジマハール、アグラ城、ニューデリー(帰路機中泊)
[10日目]成田空港到着(朝8時)解散→新潟へ
 
仏跡巡拝(アショウカ)ツアー